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2006年6月18日 (日)

戦場のピアニスト

Senjyo






オススメ度 ★★★★★

「戦場のピアニスト」というタイトルや、作中でショパンのノクターン20番が使われていることから、ピアニストの話だと思っていました。

ところが!!!

これは、第二次大戦を生き抜いた人からみた、戦争映画でした。その戦争を生き抜いた人がたまたま、ピアニストだったというだけ。

瓦礫だらけの破壊された街並、物のように路肩に横たわる死体。
映像に映し出されたそういう無機質さが、戦争のもつ悲惨さ、残虐さ、理不尽さを十分すぎる程、表現している。
そんな中、作品で演奏されるショパンの曲(ポーランドが舞台なので、ショパンが選曲されるのは当然)はとても情緒があって、戦争の悲劇性を一瞬忘れさせてくれる。一種の清涼剤的な働きをしていると思いました。まさに、静と動の対比が絶妙。

私はショパンの曲では、バラード1番が最も好きな曲なので、作品内で聞く事ができて嬉しい(少し、短縮されていたのが残念)。最後の演奏はアンダンテ・スピアナート。明るい感じの曲で、ラストを飾るのにふさわしい曲だと思います。やっぱり、ショパンは最高だなと思いました。

「何年間もピアノを弾いていなかったはずなのに、いきなりバラード1番を演奏するのは無理」とか、ピアノを弾く人の目からは、?な点も見受けられるが、そんなことを言うのは野暮というもの。作品の素晴らしさは変わらない。

ピアノを弾く人、そうでない人。どちらにもオススメの映画です。

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