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2006年4月24日 (月)

夢と現実との狭間で...

この3月に大学院を卒業したのだが、荷物がまだ大量に研究室に残っている。というのも、自分の部屋にそんな荷物を置くスペースがないからで、片付けなければと思いつつも、世の中そんなにうまく行かないのが現状、と自分に言い聞かせている。

昨日も、自分の部屋を片付けていたら、小学校の卒業文集を発掘してしまった。当然、掃除そっちのけで、文集を読み耽った。小6の頃、自分は何を考えていたのだろう? そんなことを考えながら...

期待半分、不安半分で、ページをめくる。

なになに、「将来は世界を股にかけた仕事をしたい!」

少年よ大志を抱けのクラーク博士もびっくりの大それた発言である。小学生=今では恥ずかしくて言えないことでも、躊躇わずはっきりと言えたすばらしい時代。Viva, 小学生の頃の俺! 

さらに、続きを読んでみる。

どれどれ、僕は将来、外交官になる。

そんなことを考えていたのか。ここまで来ると、懐かしさとともに、少ししみじみとし、子供の頃の自分に申し訳なさも感じてしまう。

人は成長する中で世の中を知り、自分と社会との間に妥協という折り合いをつけていく。その過程で子供の頃にもっていた夢は、儚く消えていく。

夢という字に人(にんベン)がくっつくと、儚いという字になる。人として一人前になる時点で、夢は儚いものになる、という意味なのか?

でも、人は夢が一つ破れても、また別の夢を見ることが出来る。

今の私には、バッハのイタリア協奏曲をピアノで弾きたいという新しい、ささやかな夢ができた。

そんな夢を抱きつつ、また明日が始まる。

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